家系図とは

家系図はその家の歴史であり、先祖を訪れる旅でもあります。それぞれの家の家族構成がすべて違うように家系図も同一のものは一つもありません。

人は何かのきっかけや年齢を重ねるに従って自分の家のルーツや先祖のことをふと考えるようです。そして家系を辿ったり調べたりします。これは自分の血脈と存在意義を意識した結果でもあります。

家系図の意味とは

家系を調べる事によって、自分の家の歴史と先祖の姿を知る事が出来ます。過去にどの様な先祖がおり、どの様な人生を送って自分に繋がったのか、その家の持つ特色がその家系図から目の前に姿を現し、自分の知らなかった「昔の家」が見えてきたりします。
家系図を残すことは、自分のみならず、子孫に自分の家の特色と歴史を伝える事でもあります。また、子孫もそれを知る事によって、自分の存在価値と家への感謝の心が生まれてきます。

家系図の作り方

家系図を作成する場合、聞き取りから始め、その後、謄本を調べて細部を見ていきます。
ある程度の家の系譜が分かったところで、系図の作成に入ります。系図が出来たところで、和紙に書いて、仕上げますが、御希望により軸にも致します。

家系図からわかる事

  • 過去のご先祖から家の特色を知る
  • 家を大切にする
  • 先祖を大切にする
  • お参り・先祖供養を身につける
  • 礼儀が身につく

自分の家が何代続いており、どのようなご先祖がいて、どのような生き方をしてきたのかそしてそれが今の自分の生活にも影響を及ぼしていることを知る。

家の将来のあり方や、家の現在の問題は先祖を調べることにより分かることがあります。その家に引き継がれてきた家運、家の優れた特質や家に内在している問題などがわかります。